はじめに・ご挨拶
私たち、特定非営利活動法人 手を洗おう会aphw(Association for the Promotion of Hand-Washing)は、2002年に発足した団体です。その名の通り、手洗いをすることで病気にかからないという基本情報を、感染症で多くの子供たちが亡くなっている貧困層の多い国々に伝えてまいりました。
セネガルをはじめ、南アフリカ、ベトナム、タイ、フランス、そして日本国内と、各国の現地スタッフと連携しながら、石鹸の配布や手洗い指導だけではなく、国によっては手洗い施設の設置などにも取り組んで参りました。
昨年のコロナ禍においては速やかに日本で資金調達をし、現地スタッフへ委託し、手作りマスクを制作。セネガルの首都ダカールの路上にて托鉢をする子供たち(タリべ)1450人にマスクを配布するとともに、感染症防止の正しい手洗い指導をいたしました。
会の主軸となる目標は、子供たちが健全に成育でき、笑顔で生活できること。手洗い指導だけでなく、各国の子どもたちの文化交流ができればと、世界の子供絵画展を開催したり、各国の紹介イベントを実施しております。
(写真)2019年高津市民会館でセネガル共和国の文化を伝えるイベントを開催。G20大阪サミットで使用された「セネガル図柄」の着物が登場するファッションショーなど、多くの人が同国の文化に触れた。
また、SDGsの取り組みが進む昨今、第4の教育支援目標の達成を考え、当会は新たに、セネガルの教育の質の向上を目標をかかげ、『BIBLOプロジェクト』を始動しました。
セネガルの教育の底上げのために児童書、絵本、漫画を寄贈する支援です。2030年迄にセネガル5 州 20 か所 に一万冊の寄贈を目標にしており、同プロジェクトはベトナムでも実施の予定です。
今後このBIBLO プロジェクトを機に、日本の子供達と支援国の子供たちと読書感想文の交換はじめ、各種イベント通じて国際交流を計画しています。
川崎の小学校や幼稚園での手洗い促進活動又、絵画展では川崎教育委員会に共催して頂くなど川崎市と共に歩んできた「手を洗おう会」です。
日本、セネガル、ベトナム、タイ、フランスなどの協力国の子供たち同士がリモートを通して交流し、理解しあえる機会を持つ「zoomで繋がろう」国際交流の第1回は是非川崎にて開催したいとの思いです。
プロジェクトを通して実現したいこと
川崎から世界へ!
川崎市民の皆様に 、BIBLO 書籍寄贈初め国際交流などのaphw活動をご理解頂き、ご支援頂けることを願っております。
世界には日々の生活に追われるだけの子供たちがまだたくさんいます。その子供たちが自分の未来を笑顔で語る姿。その希望に満ちる姿を一緒に叶えていけることを願っております。
イベント概要とスケジュール
7月17日(土) 15:30受付 16:00~17:30
7月24日(土) 15:30受付 16:00~19:10
7月31日(土) 15:30受付 16:00~17:30
第1回目 7月17日
アフリカにあるセネガルという国について考えてみます。世界地図を使ったりインターネットで調べたりそしてセネガルに住んでいる同じ位の歳の子ども達にもっと知りたいことを話し合います。(参加者人数によっては、二人組で取り組みます)
次回のズームでのオンラインでその質問を聞いてみます。
セネガルの子ども達に披露する為ソーラン節ダンスの練習もします。
(写真)セネガルの子どもたちに披露するソーラン節を練習する高津区の子どもたち
第2回目7月24日
セネガルと繋がろう 日本の文化を披露しよう!
当日アフリカ・セネガルの小学校のお友達とズームを使って実際お話をします。
セネガルの習慣・文化も知ってみます。子ども達同士質問をして交流を深めます。
終盤には三味線、和太鼓も加わり日本の伝統楽器、ソーラン節ダンスを披露します。
セネガルの音楽・ダンスも子ども達が披露します。
第3回目7月31日
レポートを模造紙で作ろう!!
体験した事を大きな模造紙で発表します。写真や絵などをコピーして貼り付け文章を考えてみる人読む人にどうやったら伝わるか考えて作ります。夏休みの課題にも役にたちます。
資金の使い道
イベント運営にむけての会場費や材料費など経費額以上寄付いただいた場合は、「手を洗おう会」が常に応援しているセネガルへの石鹸など衛生支援費に充当したいと考えています。コロナの世界感染拡大初期には現地生産のマスク約1500枚を両親のもとを離れて暮らす子供たちに寄付しました。
クラファン受付期間(実施スケジュール)
(クラウドファンディング)2021/6/23〰2021/7/15
返礼品:イベント参加は個別にご連絡します。グッズの発送は2021年7月以降発送予定。
最後に
川崎市高津区中心で続けていたセネガルとの交流を今年はオンラインの形で是非とも実現できればと考えています。
返礼品には心を込めて皆で作ったオリジナルグッズを用意しています。
是非ともご協力を宜しくお願いいたします。
プロジェクトメンバー
ひぐち あい
2003年より結婚を機に川崎市高津区在住。
新社会人として勤務した99年の会社も溝の口。
海外生活が長く転勤族であったが今ではすっかり溝の口ファンとなり、溝口が故郷に!
2019/8/18 高津市民館にてセネガルingというイベントで、当会がスポンサーになったG20大阪サミットでも使用された「セネガル図柄」の着物を披露するファッションショーを開催して、多くの市民にセネガル文化を紹介。
また同高津市民館では二年おきに「世界こども絵画展」を無料で開催し、セネガルだけではなくベトナム、タイ、フランスそして日本のこどもたちの絵画を展示。絵画による国際交流をはかる。今後も川崎のこどもたちへ国際交流の場をどんどん提供したいと考えている。
近藤昭子
川崎市民になって20年ほどですが、地中海沿岸やアフリカのあちこちの国に住んでいました。
手を洗おう会aphw理事 裏方担当です。
セネガルはサブサハラアフリカで初めて住んだ国でした。陽気で親切で美しい人たちが多いセネガルの人たちと触れ合ってみませんか?
森田ティナ
和太鼓奏者&絵本語りべ
横浜を中心に和太鼓及び、英語&日本語での絵本読み聞かせなど、子どもから大人まで幅広く学校、施設などで演奏活動。バイクで世界放浪経験を活かし、FMラジオ FMbukkon88.5開局する。
「NPO法人手を洗おう会」理事ー子どもたちに「手を洗う大切さ」を紙芝居などで伝えている。又、アフリカ セネガル、ベトナムでの絵本や児童書を送る活動・ビブロプロジェクト企画責任者でもある。