【ごあいさつ】
「生きづらさ、働きづらさ」がコロナ禍で増幅され、障がいや、ひきこもり、ニート、ジェンダー、LGBTQ、外国籍など様々な事柄に悩まされている人が増えています。本来は、個の多様性につながるはずの色々なことが、貧困やと格差拡大、社会的孤立という現実の直撃を受け、そこに深刻な今の社会のありのままの姿が浮き彫りになっています。
その背景の一つには、元々労働が個人のアイデンティティと他者との関係をつくり、生存の根幹にありながら、それが崩れつつある社会ということを指摘できます。
私たちは、さまざまな困難を抱える人たちの支援のなかで、この根本の問題に絶えずぶつかり解決の方向を模索し、探究してきました。
会議風景
特定非営利活動法人ダイバーシティ サポート かわさき(DSK)設立の動機はこの探求にあります。
そのためにDSKの事業は、次に紹介する「3つの事業」を柱にしました。
① 人と人をつなぐ就労・自立サポート事業
② ダイバーシティ経営推進サポート事業
③ 調査・研究・政策提言・情報発信事業
このうち、① 「人と人をつなぐ就労・自立サポート事業」と、②「ダイバーシティ経営推進サポート事業」を一人一人の困難解決の根源に迫る事業として、③「調査・研究・政策提言・情報発信事業」を科学的な根拠に基づき、①・②の2つの事業を支える活動として、「ダイバーシティ経営」を川崎の中小企業のみなさんへ普及する活動をとして行っています。
ぜひ、多くの皆さんにご協力をお願い致します。
【プロジェクトを通して】
ダイバーシティサポートかわさきは、2022年7月23日(土)に株式会社障碍社代表取締役 安藤安藤 信哉氏の講演会を川崎市内のホテル精養軒にて開催します。
自らも身体に障がいを持つ安藤氏が代表を務める株式会社障碍社は、障がい者が中心となり企業を発展させている会社で、様々な社会的課題に挑戦し、誰もが夢を持って自由に暮らすことができる共生社会の実現を目指しています。
ダイバーシティサポートかわさきでは、安藤氏の上記講演を通して、
• 障がい者の方が正当な報酬を得られる世界
• 障がい者をケアする方々の労働価値の向上
を提起し、
障がい者雇用で成功している企業の事例を広く紹介したいと考えています。
【お金の使い道】
安藤氏の講演を成功させるとともに、その講演映像を制作、公開することで、障がい者とともに会社が成長していく「ダイバーシティ経営」を普及させる一助とさせていただきます。
【プロジェクトメンバー】
左からDSK本田事務局長、青池理事長、畑副理事長、星野副理事長
理事長
青池昌道 ブリュッケ
副理事長
星野妃世子(株)スタックス
畑 福生 川崎合同法律事務所
事務局長
本田正男 川崎総合法律事務所
理事
大島武仁 (株)大島建設
神居 隆 (有)ケイ・エム・エス
北野嘉信 (株)北野書店
相良 翔 ピアサポーター
佐藤慎治 (有)デザインスペースマジック
松本克郎 会社員
横田眞由美 主婦
監事
菊川洋平 リズム社会保険労務士事務所
アドバイザー
川田俊介 (有)川田製作