◆ はじめに
Gomi-MAPのプロジェクトに関心を持ってくださり、ありがとうございます。
◆ プロジェクトのきっかけ
川崎市は、市民や事業者と連携し、2019年7月以降「SDGs未来都市」として政府から認知されています。
市は、指定都市の中で2017年度以降一人あたりの最低廃棄物排出量を維持しています。しかし、人口増加やCOVID-19による生活様式の変化により、廃棄物発生と廃棄物管理に新たな課題が生じています。このため、個々の行動による廃棄物の削減とリサイクルを促進し、適切な廃棄物処理施設の更新が必要です。
たとえば、蛍光灯は有毒な水銀を含みますが、そのうち20%(※1)しか適切に回収されていません。また、使用済みの調理油は持続可能な航空燃料(SAF)に変換できますが、家庭で使用される調理油の80%(※2)は適切にリサイクルされていないのです。
※1 株式会社ウム・ヴェルト・ジャパン資料より
※2 農林水産省「我が国の油脂事情」令和元年統計資料より
◆ 私たちの目標
川崎市の「廃棄物の発生抑制、再使用、再生利用を進める」という目標を達成するために、私たちのプロジェクトであるGomi-Mapアプリが重要な役割を果たすでしょう。
Gomi-Mapプロジェクトは2年前に始動し、主に関東地方で1,000を超えるリサイクルスポットが既に登録されています。
Gomi-Mapは、最寄りのリサイクルスポットを表示し、詳細な情報を提供する使いやすい地図アプリケーションです。ユーザーはリサイクル可能なゴミの種類を選択することで、最寄りのリサイクルスポットと適切なルートを簡単に見つけることができます。
※アプリ中のリサイクルスポット投稿はどなたでもできるようになります。
最初は仮登録という形(例えば灰色で強調するなど)で表示されます。
3人以上のユーザーにレビューされると本登録になります。
レビューは [いいね]で行う予定です。(開発予定)
さらなる目標は、ゴミの写真を撮るだけで、AIが分析し、ゴミの種類を特定し一番近いスポットを自動的に案内してくれるというものです。
私たちのアプリは、リサイクルに関する可能性を広め、リサイクルをより便利にすることです。
当アプリは、多言語対応で、川崎市に住む多様な外国人コミュニティに役に立ち、さらに、市役所や区役所への問い合わせを減らし、市民の利便性向上を目指します。
川崎市のリサイクルスポットを広くカバーした段階で、アプリを活用したゴミ拾いイベントやワークショップを企画しています。
通常のゴミ拾いイベントでしたら燃えるゴミと燃えないゴミで分別して終わってしまうかもしれませんが、私どものゴミ拾いベントは、リサイクル可能なものをアプリで確認しながらスポットへ持って行くというものです。
ワークショップでは、リサイクル後にどのようなものに生まれ変わるかを知り、リサイクルできるものはゴミではなく資源になるという意識を持つことで、川崎市のリサイクル率が100%に近づくと信じています。
★ 集めた資金の使い道 ★
ユーザーは現在地からリサイクルスポットの位置情報を簡単に検索できるようになっていましたが、
現在、ライセンス更新のための資金不足により、表示ができない状況です。
そこで自社アプリを開発することにしました!
アプリをより使いやすく、より多くの方に利用していただくために、自社アプリ開発費用、アプリ登録費用、サーバーの保守費用、それに関連する事務経費に充当させていただきます。
皆様の温かいご支援お待ちしております。
☆Gomi-Mapの紹介☆
私たちのNPO団体、Gomi-Mapは、理事長がドイツ人、副理事長がオーストラリア人という、日本を愛する多国籍なメンバーで構成されています。
今年4月に正式にNPOとして法人化し、川崎市での本格的な活動を開始しました。さらに、当アプリの初版を自費で開発しています。
※1
キノコを提供してくださるRE: ARTH さんに関する情報は、下記HPをご覧ください。